ちょっと気分を変えて。
今まで使ってきたマイカメラについて。
今回は、
世界初液晶ディスプレイ搭載デジカメCASIO(カシオ)
QV-10
の話。
1995年3月発売。
初めて手に入れたデジカメだ。20年以上も前の話。
車は好きだが、エンジンが何気筒とか何馬力とかそういうスペックには全く興味がなく、またエンジンルームを開けて中をいじったりとかにも全く興味がない。
(なので、パンクしても自分でタイヤ交換もできない)
それと同じように、写真のことは何も勉強していないし、絞りだ何だとかって何も知らないが、カメラは元々好きで、写真を撮ることも好きだった。写ってればよかった。
(昔から写真のことをもっと勉強していれば、今何も苦労することがなかったのに。。。)
加えて、そもそもがガシェット好きなので、カシオからQV-10が発売されて、すぐに購入を決めた。
フィルムカメラかインスタントカメラの時代。
当時、フィルムを現像に出すのがイヤで、インスタントカメラを持ち歩き写真を撮っていた。撮ったらその場で見ることができたインスタントカメラは、本当に好きだった。(多分今でもどこかにあるはず・・・今度探してみたい。)
しかし、インスタントカメラにも不満がいっぱい。
・カメラ自体がごつく携帯性が悪い
・インスタントカメラのフィルムは高かった
・インスタントカメラの写真はすぐに色あせていった
・インスタントカメラの写真は複製できず、他人にあげたら手元に残らなかった
・自撮りができない(当時は自撮りなんて言葉はなかったが)
等々・・・
そこに、QV-10が発売に。
・液晶ディスプレイがついていて、撮った写真をその場で見ることができる
・写真をデータとしてカメラに保存、パソコンにもデータを移すことができる
・レンズが回転し、自撮りができる
・190gの軽さ
しびれた。すごいカメラが出たなぁと。
すぐに購入を決めた。(6万5千円だったようだ。)
(回転式レンズ)
(液晶ディスプレイ搭載)
(Made in Japan、三脚穴もある)
主なスペックは以下の通り。
・1/5インチCCD 25万画素
・画像サイズ:320×240ドット
・回転レンズ(液晶ディスプレイが動くと考えるとバリアングル液晶)
・1.8型液晶ディスプレイ
・2MBメモリ(96枚保存可能)
・液晶画面に複数画像表示(4分割/9分割)、拡大表示(2倍)も可能
・ビデオ出力端子により、テレビ画面に表示可能
・PCに接続し、写真データを移すことが可能
・アルカリ単三電池×4本(電池寿命120分)
・W130×D40×H66mm 190g(電池含まず)
QV-10の出現により我々のカメラライフが激変し、今のデジカメやケータイカメラの在り方をQV-10が決めたといっても過言ではないと思う。今のデジカメで搭載されている機能をほとんど(当然その性能等は低いが)搭載していることを考えると、本当に衝撃的なすごい商品だったと思う。凄すぎるカシオ・・・
(ファインダーがなく液晶画面を見ながら写真を撮るなんて、そして撮った写真をすぐに見ることができるなんて・・・)
もちろん自分のカメラライフを大きく変えてくれたデジカメ。
マイファーストデジカメ。
電池の部分が壊れてしまって、今はもう動かないが、このカメラだけは捨てられそうにない。
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